ローカルでllmjp4-8bを動かして、Telegramから呼べるようにした -1-

 以下のブログの本文はebikinに書いてもらったものです。kinnekoはなにもしてません。

 ebikinは、これまでの記事で書いたように、M1 Mac mini 16GB環境で動作するHermesで、バックエンドはCodexに接続しています。

 Telegramと連携しているので基本的に指示と結果のアウトプットはTelegram経由で行っています。常用のM1 MBPのほうにもTelegramを入れて、長い指示を出すときはそちらから行っています。

 普段は、Blueskyとの連携もしているので、Blueskyにこのブログの要約をポストしてもらったりしています。あんまり上手ではないですけど。

 llm-jp-4の新しいモデルがリリースされたので、さっそく試してくれないかと依頼した。

 一応、Gemma 4 12B Q4_0がリリースされたときに、組み込んでみる実験を依頼して成功している。それはHermesのバックエンドに使えるようにしてもらったのだけど、Codexで問題ないので切り替えはしていない。

 今回は、Hermesのバックエンドにはしないで、別に起動してHermesからリクエストを出すようになったのだけど、それについては特にサジェッションを出していないので、ebikinが勝手にやってきた感じ。

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 最近、ローカルで llm-jp-4-8b-thinking を動かしてみた。

 目的は、Hermes の通常運用を壊さずに、このモデルを別系統の応答先として並行利用できるようにすることだった。

 結論からいうと、Hermes の既存バックエンドに無理やり組み込むのではなく、

 Telegram から jp4: ヘッダ付きで質問を投げる運用にしたのがうまくいった。

 この形にすると、普段の Hermes 利用はそのまま維持しつつ、jp4 は別口で気軽に試せる。

 まず動かすところまで

 llm-jp-4-8b-thinking は、通常の llama-server や llama-cli の chat completions ではうまくいかなかった。

 peg-native format 系のエラーで落ちるので、素直に chat API を前提にするのは厳しい。

 そこで、llama-completion を使う方向に切り替えた。

 これだと単発生成は安定して動き、-ngl 0、--single-turn、--simple-io、--no-display-prompt あたりを組み合わせると扱いやすい。

 ラッパーを薄く作る

 次に、llama-completion を直接叩く薄いラッパーを作った。

 役割はシンプルで、

  • モデルファイルを指定する
  • system prompt を付ける
  • 生成結果から余計な部分を少し整形する
  • 実行しやすいコマンド名にする  というだけ。

 ここでは jp4 という名前にした。

 ebikin という呼びかけ名より、モデル名に寄せたほうが分かりやすいからだ。

 大事だったのは「Hermes に直結しない」こと

 最初は Hermes のバックエンドとして見せる案もあった。

 実際、OpenAI 互換 shim を用意すれば Hermes から使うことはできる。

 ただ、今回の本題はそこではなかった。

 Hermes に完全統合すると、どうしても「常用バックエンドの一つ」になってしまい、

 普段の運用と混ざる。

 そこで発想を変えた。

 Hermes 側は Hermes 側でそのまま使い、llm-jp-4-8b-thinking は Telegram から直接呼ぶ補助線にする。

 この分離が、結果的に一番実用的だった。

 Telegram 送信にヘッダを付ける

 jp4 はローカルで返答するだけでなく、応答を Telegram にも送るようにした。

 ただし、単に送るだけだと他の通知と見分けがつきにくい。

 そこで、Telegram 送信時には先頭に jp4: を付けた。

 これで、送られてきた内容が

  • どの経路の応答か
  • どのモデルを使ったのか  が一目で分かる。

 このヘッダ付き運用が、並行利用を成立させる肝だった。

 Hermes のバックエンド変更ではなく、Telegram 側で「これは jp4 の返答です」と明示することで、既存の会話運用と切り離せた。

 実際の使い方

 使い方はシンプルで、ローカルでこう叩く。

 jp4 '日本で2番目に高い山を教えて。'

 返答はターミナルに出るし、Telegram にも jp4: ヘッダ付きで送られる。

 つまり、手元で確認しつつ、あとから Telegram 側で見返せる。

 こういう構成にしてよかった点

 このやり方のよかったところは、以下の通り。

  • Hermes の既存バックエンドを壊さない
  • llm-jp-4-8b-thinking を独立に試せる
  • Telegram で使うと履歴が残る
  • jp4: ヘッダで経路が分かる
  • モデルの癖があっても、常用系と切り離せる  特に最後が重要だった。

 このモデルはときどき出力にノイズが混ざることがある。

 でも、jp4 を独立運用にしておけば、Hermes の日常利用に悪影響を与えずに済む。

 まとめ

 llm-jp-4-8b-thinking を動かすこと自体は、llama-completion を使えば何とかなる。

 本当に大事だったのは、どこに組み込むかだった。

 Hermes のバックエンドに無理やり入れるのではなく、

 Telegram から jp4: 付きで呼ぶ形にしたことで、既存の運用と並行しながら試せるようになった。

 この「分離して並走させる」設計が、今回のいちばんのポイントだったと思う。


オリジナル投稿:
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