Pi5が熱すぎる

 先日つくったMTPコピーツールを発展させて、クラウドサービスにアップロードする機能を付けた。

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 pygameでMTPコピーツール 2025年10月3日 08:42  ちょっといろいろ面倒になったので、THINKLETに接続したらRaspiに動画をコピーするツールを作る。  経験的にはgvfsは不安定なところがあるので嫌い。前に検証したlibmtpでやりたい。   libmtpやってみる   https://kinneko.fanbox.cc/posts/10159358   https://kinneko.fanbox.cc/posts/10159857  実装は、都... 全体公開 kinneko

 しかし、デカい動画をアップロードしようとすると、OOM Killerにプロセスを殺されてしまう。いやぁ、そんなにメモリ食う実装にはなってないんだけど、Pi3Bなので、結構カツカツではある。pygameなので、fb0で動作するから、GUIでなくてもいいんだけどね。

 しまいには、起動したSDカードが8GBなんで、コピーする動画が入らなくなってエラーになるようになった。テキトーに準備するとダメねw

 これはいけないので、SD入れ替えるついでに、Pi5に移行してみた。しかし、これは熱すぎる。

 タカチの「Raspberry Pi 5用ファン付ヒートシンクケース RPF-5」に入れているのだけど、横においておいて腕にさわると熱いレベル。なんも動かしてないというのに。普通のヒートシンクだと、80度超えてサーマルスロットリングが起きて動きがガタガタになるみたい。

 測ってみると、筐体の表面温度が全体に50度超えている。GUI起動しているだけなんだけど。

 この状態ではファンは回っていない。

 エイジングするのに電源入れておくのさえ恐ろしい。これ、設計マズいんじゃないの。なんか、聞いた範囲では電源まわりもおかしいみたいだし...

 ファンは通電時には回っていて、その後に停止しているので故障しているというわけではないようだ。

 しょうがないので、一晩空中につるしてエイジングしてみた。

 負荷はほぼない。けど、翌朝にはファンがゆっくり回っていた。表面温度は49度。雰囲気は24.7度。いやぁ、これはないわ。

 RAM増はほしかったけど、CPUパワーがほしかったわけではない。どーすっかな。Pi4で組み替えるかな...

 リリースされたばかりのtrixie入れたのがダメなんじゃ?という疑いもある。

 省電力設定してみるか。

 まず、内部で認識している温度を調べる。ヒートシンクの温度とあまり変わらない。タカチのケースでは効率的に放熱されているようだ。

fd@pi5:~ $ vcgencmd measure_temp

temp=47.7'C

 温度下げるのに、制御できるのはこのくらいかな。

 ARM SoCのコアクロック。現在の状態。動的に変化するので、上限クロックに近い速度で動いている。使っていなければクロックダウンするのじゃないのかよ...

fd@pi5:~ $ vcgencmd measure_clock arm

frequency(0)=1700024448
frequency(0)=1800025216

 GPUのコアクロック。

fd@pi5:~ $ vcgencmd measure_clock core

frequency(0)=591116096

 オーバークロック電圧設定。まぁ、デフォルトなので何もないね。

fd@pi5:~ $ vcgencmd get_config over_voltage

over_voltage=0

 まずはクロック下げる。/boot/firmware/config.txtに設定して再起動すると最大クロックを制限できる。

fd@pi5:~ $ sudo vi /boot/firmware/config.txt

arm_freq=1400
gpu_freq=400

 設定の確認。なんかクロック上限張り付きは変わらない。

fd@pi5:~ $ vcgencmd measure_clock arm

frequency(0)=1400021888

fd@pi5:~ $ vcgencmd measure_clock core

frequency(0)=500007584

 温度は再起動したばかりだし、そんなに変わらないか。しばらく放置してみないとね。

fd@pi5:~ $ vcgencmd measure_temp

temp=43.9'C

 1時間ほど放置してみると、ヒートシンクは46度。あんま変わらないじゃんか。さわると、アチー。

fd@pi5:~ $ vcgencmd measure_temp

temp=45.0'C

 オーバークロック電圧設定にマイナス値とか設定できるみたいだけど、そこまでやらなくてもいいかな...

 Lite版焼いてみた。起動時はそこまで熱くない。でも、時間経つとジワっと上がってきている。放熱が間に合っていない。これは夏は無理だね。

fd@pi5:~ $ vcgencmd measure_temp

temp=35.6'C
temp=40.6'C
temp=43.9'C

 クロックは振り切ってないな。

fd@pi5:~ $ vcgencmd measure_clock arm

frequency(0)=1500016128

fd@pi5:~ $ vcgencmd measure_clock core

frequency(0)=500004288

 やっぱ熱すぎるので、実装ターゲットをPi4に変更した。


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