マルツすばらしい
金曜に発注したセンサが、火曜日にスイッチサイエンスから到着した。

土曜にマルツでセンサを購入できたおかげで、自作パルスオキシメーターを作ってみる体験が4日も加速した。ガソリン代はかかったけど、送料はかかってないし、スイッチサイエンスで買うより安かった。マルツありがとう!
もし、マルツで買えてなければ、他の積みパーツと同様に、センサだけ買ったものの積まれて終わっていたかもしれない。作業するは休みになるので、出来上がるのは水曜日だったかもしれない。
ちなみに、マルツも仕入元はスイッチサイエンスなので、食い合っているとうわけでもない。
こういう体験は、梱包と輸送、小売店とコストについての問題を考えさせられる。
センサの個体差
ところで、センサの個体差が気になるところだ。さっそく箱から出してセンサを付け替えてみた。
自分を測定条件にして、センサを付け替えて測定をしてみる。マルツで買った最初のセンサは、SpO2値は96%を表示することが多かった。スイッチサイエンスから送られてきたセンサは、97%を表示することが多い。想像通り、センサには個体差があるようだ。
センサの個体差は仕様書に書かれている。製造や出荷時に仕様の範囲に入るように選別や調整が行われているはずだ。センサの特性によっては製造されてからの時間経過などで変化することもある。センサ側には調整する機能はないようなので、本来はマイコン側のファームウエアで調整することになる。そのためには、いくつかの固定値を出す検体が必要なのだけど、一般人のうちにはそんなものはないので調整はできない。
MAX30110?
M5Stackのサイトでは、モジュールとしての仕様は書かれていない。
M5Stack Docs - The reference docs for M5Stack products.
https://docs.m5stack.com/#/ja/unit/heart
かわりに採用しているセンサであるMAX30100のデータシートのリンクが書かれている。リンク先は、MAX30110なのだけど。
https://datasheets.maximintegrated.com/en/ds/MAX30110.pdf
このあたりが、モジュールとしての仕様がないのはテキトウな感じがする。
MAX30110を提供しているMaximが販売している開発キットの解説では、このチップの用途として「フィットネスウェアラブル装置」、「耳に装着可能なデバイス」、「SpO2 モニタリング機器」、「手首 - 装着可能なデバイス 」を想定していることがわかる。
MAX30110ACCEVKIT# | Maxim Integrated 加速度計 MAX30110 Evaluation Kit評価キット MAX30110 MAX30110ACCEVKIT# | RS Components
https://jp.rs-online.com/web/p/sensor-development-kits/1914221/
中国語のサイトでは、手首向けというのが強調されてる。
M5Stack用心拍センサユニットのインターフェイスは「I2C」と書かれているが、Mouserのシリーズのサイトでは、「SPIインターフェイス(MAX30110)、I2Cインターフェイス (MAX30112)」と書かれている。Mouserの間違いだろうか?
MAX30110/12パルス酸素濃度計と心拍AFE - Maxim | Mouser
https://www.mouser.jp/new/maxim-integrated/maxim-max30110-max30112/
仕様書を見ると、MAX30110はSPIではることはわかる。

M5Stack用心拍センサユニットの回路図には、I2Cの表記になっている。

分解して中身を確認してみようかと思ったけど、UNITのネジを外しただけでは分解できなかったので、確認できていない。
届いたセンサのシリアルナンバーを見ると、スイッチサイエンスのものが"SN:00711"、マルツのものが"SN:00940"になっている。一回の生産が1000台以下で作ることはないと思われるので、おそらく同じ製造ロットではないかと想像できる。シリアルナンバーは日本向けなのかもしれないけど、いずれにせよあんまり売れていないのがわかる。

スイッチサイエンスのサイトでは、在庫は「多数」と書かれている。スイッチサイエンス基準の多数がどのくらいの数かはわからないけれど、おそらく3桁ではないのだろう。自作用のセンサの市場のニーズはこんなものかもしれない。

GROVEケーブルモドキが長すぎる
GROVEケーブルモドキが長すぎる件については、本家seeedのGROVEケーブルの5cmのものが販売されている。残念ながらマルツ金沢店には在庫がなかった。純正のGROVEケーブルは爪がついているが、M5Stackの付属品には爪がついていない。
Grove - Universal 4 Pin Buckled 5cm Cable (5 PCs Pack) 110990036
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/829430/
ハーネスはコネクタがわりと高いので、このくらいのハーネスだとAliexpressから買っても国内で買っても大差ない。送料や待ち時間を考えると、国内のほうがまだ安い。
Seeed studio Grove 4pin female pair of buckle 5CM cable (5) winder
https://ja.aliexpress.com/item/32818751577.html
たまたま、M5StickVを使った時に買った10cmのGROVE互換ケーブルがあったので、それに付け替えてみた。


前より取り回しがマシになった。UNIT添付のケーブルは20cmのものである。5cmのものであれば、写真の半分の長さになるので、だいぶコンパクトにすることができる。
オリジナル投稿:
M5Stick CとHeart Rate UNITでSpO2を測ってみる -4-|kinneko|pixivFANBOX
https://kinneko.fanbox.cc/posts/999110



