基板作業固定用マグネットピン作ってみた -6-

 バネは手に入った。

 ネジは、NTP時計の完成品に使ったM2のタッピングセットを買ってあるので、いろいろな長さのものが手持ちにあり、それを使うことができそうだ。とりあえず、6mmのでいいかな。

 ざっと設計してラフトを付けたプリントをしてみたのだけど、あまり精度が出ない感じ。しかし、方向性は間違っていないことを確認できた。

 少し精密度が要求される内容をプリントすることになったので、3Dプリンタも時間をかけて微調整して、ラフトを貼らなくてもプリントできるようにした。

 設計を修正してプリントする。パーツが増えたので、出力に時間がかかるようになった。

 組み立ては、こんな感じで行う。ネジは外から見えないように配置する。ネオジム磁石を目隠しに使える。ネオジム磁石ははめ殺しなので、ネジにくっつくことで少し抜けにくくなるという意味もある。

 ようやく実用に使えそうな感じのものができた。基板にはいろいろな厚みがあるので、この方法だといろいろな厚みに対応できてよい。

 バネではさんでいて固定力が強いので、ちょっとした作業であれば、一本だけでも十分な感じだ。

 下の部分を円筒にしたので、FDMプリンタの限界が出てしまった。円を出力すると、どうしてもつなぎ目ができてしまい、表面にデコボコとして残ってしまう。細い部分などは目立たないのだけど、ちょっとこればイマイチだ。

 設計を変更して八角形にする。一番下の八角形とその上との間で、内部構造の問題で若干ヒケが出てしまっているが、このくらいであれば目立たないのでよしとする。

 やっと完成した。

 完成までの設計の変遷。

 設計したものをすべてをプリントしているわけではないが、テストプリントも死屍累々だ。写真に入っているもの以外にも2個あったので、試作は20個だった模様。

 まだ、つづく


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